2008.07.10

アヒルと鴨のコインロッカー

『アヒルと鴨のコインロッカー』(創元推理文庫) 伊坂幸太郎

引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。
彼の標的は――たった一冊の広辞苑!?
そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!(引用)




たぶんこの人の作品読むのは3冊目ぐらい。
今のところハズレはないです(笑)。

この小説読みながら、もしこれと全く同じストーリーを別の作家が書いたら全く違う雰囲気の小説になっただろうなぁなんて思ってみたり。
当たり前のことなんだけど、そんな風に思ってしまう。

結構シリアスな話なのにあんまり悲壮感を感じなかったもので。
それはたぶん出てくる人たちのキャラクターのせいだろう。

みんなどこか飄々としてて、魅力的で。
ああ、なんかこの人たちいいなー。
そんな感じ。


ちなみにストーリーの中で一つ大きなどんでん返しがあるんだけど、自分は鈍感なので幸いそれに気づかず、最後まで楽しく読むことが出来ました。
もしこれから読む方がいらっしゃったら、出来るだけ無心で読んだ方がその辺りも楽しめるかもしれません(笑)。



アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
(2006/12/21)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る



最後まで読んだらこのタイトルの意味が分かるんですが、結構ジーンときます。


この記事へのトラックバックURL
http://nemo1973.blog78.fc2.com/tb.php/471-4fc15d64
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
こんにちは。直木賞候補を辞退した伊坂先生ですね。
受賞じゃなくて候補を辞退ってところが彼らしいですね。(一体何をもって彼らしいと?)
この小説、確かに面白い。すごい。意外。ぶっとび。
でも忍耐強くない僕は読み終える前に映画を観ちゃったんです。映画。更にスゴイ!!(ボキャブラリ不足なのでこれを連呼)面白い。(また..)大ど〜んで〜んがえ〜〜し!!
ハァハァ(興奮気味)
ボブ・ディランが効果的でした。耳に残ります。そして感動も。早々、ジーンと来ます。確かに。
「死神の精度」もまだでしたら是非...
Posted by ten at 2008.07.10 20:27 | 編集
>tenさん

あー、映画も観てみたいと思ってます。
キャスティング見たら結構イメージどおりだったので。
この小説は映像化にも向いてそうだし。
『死神の精度』は実はまだ読んでないんです。
面白そうですよね、あれも。
この機会に読んでみます。
直木賞の辞退のこと新聞で見ましたけど、
執筆に専念したいというのが理由らしいですね。
余程筆がのってるのかも。
これからもどんな作品出してくれるのか楽しみです。
Posted by はると at 2008.07.10 22:06 | 編集
管理者にだけ表示を許可する