2007.01.30

最近の読書感想

特にネタもなく(実際はあるんだけど書く気がしない)、今日も更新しないでおこうかと思ったんですが、やっぱりそれは淋しいので、最近読んだ本の感想でも簡単に書いてみます。


まず1冊目。

七つの黒い夢 七つの黒い夢
桜坂 洋、岩井 志麻子 他 (2006/02)
新潮社

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『七つの黒い夢』(新潮文庫)

7人の作家によるオムニバス短編集。

タイトルからして、相当怖い話が詰まっているものと思いきや、実際はそれほど怖くなかった(笑)。

ただ、誉田(ほんだ)哲也という人の『天使のレシート』が何だかずっと心に引っかかった。

『天使のレシート』

高校受験を控えた伸照は、ひょんなことから近所のコンビニの店員と知り合う。
「天使」という変わった苗字の彼女は、なんと本当に天使なのだと伸照に言い張るのだが…。



何だろう。この嫌な読後感。
途中まで爽やか系の物語かと思ってたら、最後のどんでん返しがねぇ…。

個人的にはこの短編以外はそれほどでもなかった。




次にこれ。

ねこのばば ねこのばば
畠中 恵 (2006/11)
新潮社

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『ねこのばば』(新潮文庫) 畠中恵

シリーズ3作目ということで、キャラの描き方もこなれてきた感じ。
今回は佐助の過去についても触れられてたり、栄吉の妹・お春の結婚が決まったり、よりキャラの内面に迫った話が多かった。

全体的にはほのぼのした感じなんだけど、よく読むと人間の嫌な部分・怖い部分も描かれていて、ストーリーに深みが出てきた気がする。

これ以降のシリーズはまだ文庫化されてないんですよねぇ。
図書館で借りようかなぁ。




最後はこれ。

すんごくスバラ式世界 すんごくスバラ式世界
原田 宗典 (2000/02)
集英社

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『すんごくスバラ式世界』(集英社文庫) 原田宗典

相変わらずのハラダ節。
「貸しちくり(貸してくれ)」とか「ふんとにモー(本当にもう)」とか「シオシオのパ〜」とか(笑)。
これに拒絶反応を示す人はきっと読んでも面白くないんだろう。

巻末の解説で、中村うさぎがすごくいい文章を書いていた。

君は、たくさんの読者に愛されている。
尊敬される作家になるのもいいが、愛される作家になるのは、とても偉大なコトだと私は思うよ。(中略)
今どき、読者から愛される作家なんて、どれほどいるのだろうか。
ほとんどが一過性のベストセラーであったり、大御所と呼ばれて尊敬はされても「愛」と呼べるほどの想いは読者のほうになかったり…そんなモンだろ、今の世の中は。



これ、作者が読んだ時どんな気持になったんだろう。
なんかこの解説に妙に感動してしまって、そっちの方が心に残った(笑)。




こんなところですかね。
手抜き記事書くつもりが、思ったより色々手がかかってしまったのは軽く誤算でした(笑)。
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