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ヒトでなし① 

『小説新潮』4月号で新しく連載が始まった京極夏彦「ヒトでなし」を読んだので少し感想を。


主人公は妻と離婚したばかりの男。
どうやら子供を亡くしたことが原因で、妻との距離が開き始めて離婚に至ったらしい。
残ったもう一人の子供の親権も、職も、住む家さえも失った男が雨の中びしょぬれになりながら、行く宛てもなくとぼとぼと彷徨いながら、その独白が延々と続く。
この独白の陰鬱なこと。
京極堂シリーズの関口並みのウジウジっぷり。
正直読んでるのがしんどかった。

そのうち橋の上で自殺しようとしている女と出会う。
この女がちょっとよく分からなくて、本気で自殺を試みてるのか、ふりをしているだけなのか。
主人公は、荒んだ心を彼女に投げつけ、その場を後にする。

その後、高校時代の同級生の荻野という男とばったり出くわすんだけど、何やら大儲けして高級マンションに住んでいるという噂の彼も、実は今や借金まみれで、手元にあるのはそのマンションだけという有様らしい。
で、結局その同級生の家に転がり込むことになる、というのが一話目の粗筋。


第一話ということで、まだこれからどう展開していくのか見えてこないんだけど、どうやら橋の上の女も絡んでくるようですね。
今のところ誰一人幸せな人間が出てこないこの物語がどうなるのか、第二話を心待ちにしようと思います





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