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■攪乱者 

あるラジオで紹介されていて、面白そうだったので読んでみた。


テロ小説。
といっても、スーパーにレモン置いて来たり、丸めた新聞紙の詰まった紙袋を電車内に置き去りにしたり、あるいは公園の砂場にプラスチックの粉撒いてアライグマの入ったカゴ放置したり、一見それが何の意味をなすのか分からないようなテロ行為。
テロ組織は細分化されていて、各部署は「細胞」と呼ばれている。そして「細胞」同士は全く何の接触もないし、同じ細胞に属するテロリスト同士も、メンバーが普段は何をしている人か、あるいは本名すらも知らない。

「細胞」に属するテロリストたちは、意図が分からないままに各ミッションを遂行し、最後に謎解き役の人物がそれを解説する。
そこでやっと作戦の意図やどういう効果をもたらすかがが分かるという形式。

最初の方は割とライトな感じかと思って読み進めていくと、結構最後は意外な方向へと進む(といっても読んでいるうちに不穏な空気が漂ってくるので、何となく展開の方向性は分かる)。細かいところで引っかかる部分はあるものの、次どうなるのか気になって一気に読んでしまった。

あと、読後に余韻が深く残る。
それは、各章ごとにそれぞれの登場人物の一人称視点で描かれており、内面的な部分が浮き彫りになっているからかも。
読んでいると彼らと共に時間を過ごしたような気分になり、知らないうちに親近感を持ってしまう。

この著者の他の作品もぜひ読んでみたい。





攪乱者 (実業之日本社文庫)攪乱者 (実業之日本社文庫)
(2013/12/05)
石持 浅海

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どうでもいいこと 

こう、ぼんやりと嫌だなとか不安に思うことが日常の中でよくあって、それは結構突き詰めて考えてみると実は他愛のないことだったりする。
それは客観的にそのことを考えてみれば分かることなんだけど、それが自分はなかなか簡単に出来ない。
何かの拍子にそう思えることはあっても、どうやったらその境地に至るのかが分からない。

でもこの頃やっとコツが分かった。
簡単なこと。
心の中で「どうでもいいことやん」とつぶやけばいい。それだけ。

もちろん、どうでも良くないことの場合は駄目だけど、呪文のように唱えるとすっと心が軽くなる気がする。
たぶん一旦気持ちが冷静になるからだと思う。

その手のモヤモヤなんて、たいてい取るに足らないことだし、そのせいで気持ちが沈むなんて馬鹿馬鹿しい。
今のところこの作戦が功を奏し、わりと軽やかな気持ちで過ごせているので、もし同じようなことで悩んでいる人がいたら一度試してみてはどうでしょうか。
効能は保証しませんが。




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