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もう20周年なのね... 

古内東子の20周年記念ベスト『and then... 〜20th anniversary BEST〜』を買いました。

これ、20周年の集大成的なものであるにも関わらず、結構選曲が自由。
普通こういうのってシングル中心に順番に並べて、新曲も1〜2曲追加というパターンが多い気がするんですが、全然そうではなく、かなり最近のアルバムから選曲されている感じ。
とはいえ「誰より好きなのに」、「歩き続けよう」などの過去の人気曲も収録されており、ツボは押さえられています。

聴いてみると分かるんですが、時代やレーベルを超えたベストにも関わらず、統一感がある。
普通に2枚のオリジナルアルバム(今作は2枚組み)を聴いてるかのような。
恐らく相当考えて選曲し、順番を決めたんじゃないでしょうか。


今回追加された新曲2曲にはそれぞれゲストとして、平井堅と槇原敬之が参加しているんですが、これがすごく良かった。
特に驚いたのがマッキー。
名曲「誰より好きなのに」に参加、というか古内東子はバックコーラスで、ほとんど彼がメインで歌ってる状態なんですが、この曲こんなにいい曲だったんだと再認識させられるぐらい心にしみました。
アレンジも原曲に忠実で、マッキーの歌い方も余計な技巧をあまり使わず素直でストレートな歌唱(まあ元々そういう歌い方の人だと思いますが)。
それが功を奏しまくっている気がします。
これはまあ、自分が男性(というかゲイ)だから余計にそうなのかもしれませんが......。

とにかく、この1曲のためだけでも買う価値のある作品だと思いました。

最近の古内東子の歌をあまり知らない人にもぜひ聴いてみて欲しいアルバムです。







and then... ~20th anniversary BEST~ (2枚組ALBUM)and then... ~20th anniversary BEST~ (2枚組ALBUM)
(2013/02/20)
古内東子

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■私とは何か 

『私とは何か 「個人」から「分人」へ』 平野啓一郎


以前から著者の唱える「分人主義」というものに興味があったので、この本が出るのを心待ちにしていた。
本当は小説で読めばいいんだけど(分人をテーマにした小説も書かれているので)、『日蝕』で挫折した自分はなかなか手が出せずにいたので(笑)。


で、結論から言うと、読んでみてとても良かった。
昔から自分が感じていたモヤモヤしたものとか、生きづらさのようなものが、この本のお陰で少し緩和されたから。


分人主義というのは、人間を「個人」として捉えるのではなく、その人の色んな側面の集合体として捉える考え方である。その側面のことを「分人」という単位で呼んでいる。
そしてその分人は、例えば職場での自分、プライベートでの自分、Aさんといる時の自分、Bさんといる時の自分、など、環境に応じて自然に表出するものである。
この「自然に」というのが重要で、決して意図的にキャラを演じているわけではない。
あくまで自然発生的なもの。

自分は昔から、様々な人の前でそれぞれ違った自分が勝手に出てくることに自己嫌悪のような苦しみを感じていた。
ある人といる時は楽しく喋れるのに、別の誰かとは上手く話せなかったりするのが、とても苦痛だった。
いつでもどこでも同じ自分じゃないといけない、フェアじゃないと思い込んでいた。

でもそんなことはなかったのだとこの本のお陰で分かった。
それはとても自然で、当たり前のことだったのだと。

人間を一つの個人として捉えるのが、そもそも間違いだったのだ。
相手によって異なった分人が出てくるのが、健全なのだ。


ここまで書くと、じゃあ八方美人は正しいってこと?と思われそうだが、実は八方美人とこの分人主義は全く逆の発想だったりする。
それは本書に詳細に記されているので、ぜひご興味があれば読んでいただきたい。

きっと読んで損はないと思うので。






※この記事内の「分人主義」についての説明は、自分なりの言葉で書いているので、もしかしたら著者の意向とずれている部分もあるかもしれません。





私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)
(2012/09/14)
平野 啓一郎

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なす術もない 

職場で、一円玉がここ数年造られていないらしいという話を聞いたとき、世の中のお金の流れのようなものを想像してしまい、何か大きな渦に飲み込まれるような感覚に陥った。

世の中に存在する膨大な数の硬貨。
ちゃんと通貨として使用されて流通しているものもあれば、自動販売機の下に落っこちてそのままになっていたり、路地の溝に落ちてヘドロに埋もれて、存在すら忘れられたものもある。
そういうことを想像していると、自分自身もまるで一枚の硬貨になってなすがままに流れに飲み込まれているような気分になったのだ。


そして、この感覚は何かに似ていると思った。
それは、宇宙のことや深海のことを想像した時に陥る感覚だった。

例えば深海のことを想像するとき、自分はいつも一人っきりでぽんとそこに放り出される想像をする。
もちろん実際にそんなことになったら水圧で一瞬で死んでしまうのだろうが、そこはあえて無視して、生きていられるという設定で。
そこでは自分は砂漠の中のひと粒の砂のような、ちっぽけで無力な存在である。
巨大なクジラやイカ、見たこともない生物が間近を通り過ぎても、襲われそうになって必死にもがいても、全く体は思うように動かず、なすすべもない。
文字通り、もう流れに任せるしかないのだ。
諦めの境地。

そういうことを想像すると、いつも背筋がひやっとするような恐怖を感じるとともに、解放感のようなものも感じる。
もう自分に出来ることは何もないんだ。何も努力しなくてもいいんだ、という。


なす術もないというのはネガティブな意味合いの言葉だけど、密かに解放ももたらしてくれる言葉なんじゃないかと思った。




引きずる性格 

根がネガティブなせいか、嫌なこと、腹立たしいことがあるとそれを引きずってしまう。
切り替えようとは思うんですが、ふと気がつくとそのことで頭がいっぱいになってしまっているのです。
そのせいで頭痛になったり、血圧が上がったり(計ってませんがそんな気がする)、これでは体にいいはずがない。
考えることで解決出来る、あるいは対処法のあることなら、それについて考えるのも無駄ではないんでしょうが、たいていのことはその手のものではなかったりします。

とするとやはり頭をさっと切り替えて忘れてしまうのが一番。
一体どうすればそれが出来るんでしょう。


それにはやはり、楽しいこと、愉快なことを思い浮かべるのが手っ取り早い気がします。
嫌なことを、忘れてしまうとまではいかなくても、そこから気持ちを逸らすことが出来るほどのこと。
それは人によって異なるんでしょうが、例えば友達と会ってとにかく喋るとか、好きな音楽を聴くとか、美味しい物を食べるとか、色々あると思います。
自分の場合は、友達も少ないことですし、手軽なのは欲しかった物を買うということぐらいでしょうか。
そんなに高価な物じゃなくても、買い物をするというのは適度な快楽を得られる手段の一つ。

また、極端な話、実際に買わなくてもいいと思うのです。
これを買おう、と想像しているだけでも楽しい気持ちになれるんじゃないでしょうか。
その「楽しい気持ち」が、この場合は重要なわけですから。
もちろん実際に購入する方がいいんでしょうが、あまり無駄遣いしても困りものだし。


しかしこの方法には一つ問題点が。
いざ嫌なことが起きたその時に、欲しい物がなければならないのです。
今回の場合の「欲しいもの」は、買う時に快楽を伴う類いの物でなければならないので、日用品、生活必需品などは含まれません。
もちろん、それらのものを買うのにも快楽は伴いますが、きっとそれはほんのわずかなもの。
もっと純粋に物欲を刺激するものでなければ。

物欲旺盛な人ならとりたてて苦労しないんでしょうけど、自分はそれほどでもない(たぶん)ので、ちょっとそれが難しい。

そこで、ある対策を考えました。

それは、欲しい物があってもすぐに買わないということ。
いざというときのために、欲しいものをストックしておくのです。
そして嫌なことがあった時に、満を持してここぞとばかりにそれを買う(あるいは先ほど述べたように買うことを夢想する)。
これなら普段の無駄遣いも抑えられるし、一石二鳥。



......ただここまで考えて思ったんですが、物欲って案外長続きしないものなんですよね。
昨日欲しかった物が、今日はもうどうでもよくなってたりする。
なのでこの方法もそれほど有効かどうか......。


ああ、楽しく生きて行くって難しい。




買っても増えない生活 

世の中の流れに従って、ボチボチと電子書籍を生活に取り入れたりしている今日この頃。
とりあえずkindleの公式アプリを、今持ってる2つのデバイス(iPod touchと、Mangrove7という7インチのAndroidタブレット)にインストール。
出先などではiPod touchで、家にいる時はタブレットで、という使い分けを基本的にしています。
あと、コミックはiPodではちょっと画面が小さいので、タブレットの方で読んだりとか。

まあ、紙の書籍に比べて色々利点はあると思うのですが、自分の場合は買っても物が増えないというのが一番気に入ってる点。
部屋が広ければ多少本が増えても問題ないんでしょうが、何しろ狭いので。
コミックなんかは特に、巻数が増えるとかさばりますしね。

当分は電子書籍で出来るだけ買うようにして、特に好きな作家の本などは紙の本で買おうかなと思ってますが、まだまだ発行点数が少ないところが悩ましい。
この本あるかなと思って検索しても、引っかからないことが多いです。
kindleストア以外なら、もう少し多いところもあるみたいなんですが......。

でもまあ、今のところ比較的快適に電子書籍生活を楽しんでおります。
今後問題点など色々出てきたらまた書こうかなと思います。




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