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■私にふさわしいホテル 

『私にふさわしいホテル』柚木麻子

「元アイドルと同時受賞」という、史上最悪のデビューを飾った新人作家・中島加代子。さらに「単行本出版を阻止される」「有名作家と大喧嘩する」「編集者に裏切られる」etc.絶体絶命のトラブルに次々と襲われる羽目に。しかし、あふれんばかりの野心と、奇想天外なアイデアで加代子は自分の道を切り拓いていく---。(単行本帯より)




以前一話目だけは文芸あねもねで読んでいて、比較的軽く読めるコミカルな小説という印象だった。
でも今回の単行本を読むと、ちょっとイメージが変わった。

もちろんコミカルで笑える部分も多いんだけど、主人公の加代子の暴走っぷりというか、野心家っぷりがちょっと引くほどすごい。
自らの小説に賞を授賞させるために大御所作家の家に入り込んで、上手く家族を丸め込み住み着くくだりとか、ほとんどホラー。最終話の、ある人に復讐する話も、正直ドン引きだった。
しかしそれもこれも文壇で成功するためだし、小説(というか物語)への深い愛情がなせるわざということが、最後まで読めば分かる。

加代子のパワーに最後まで圧倒されっぱなしの小説だった。





私にふさわしいホテル私にふさわしいホテル
(2012/10/26)
柚木 麻子

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