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無力 

今朝のこと。


いつものように仕事先へ向かう道を歩いてると、ふと路上に黄色い物体が目に入ったんです。

よたよた歩く小さな生き物。
それはセキセイインコでした。

なんでこんなところにインコが?!
一瞬驚いたものの、そこは車も結構通るし、どう見ても危険。
なので、とりあえず捕まえました。

すごく人懐こいインコで、難なく手づかみにできました。
人間を警戒していないのか、捕まってるのに逃げようともしない。


困ったのはそこからです。
自分は今から仕事に行くわけで、連れて行くわけにはいかない。
家が近ければ一旦戻ったんですが、あいにく家からも結構離れた場所。
しかもそのインコ、一旦道路脇に置いてみたんですが、すぐに道路の方に出てこようとするんです。


困った僕は、とりあえずすぐ近くにあったお寺の門から中に入れることにしました。
門は柵で閉じられていて簡単には出られないし、ここなら誰かが見つけてくれるかもしれない。
そんな淡い期待をしつつ、後ろ髪を引かれる思いでその場を後にしました。


でも正直いって仕事中も気が気ではありません。
もしかしたら猫とか他の小動物に襲われてるんじゃ…。
あるいは道路に飛び出して車に…。
次から次にそんな悪い予感が襲ってきます。

そして夕方仕事が終わり、僕は急いでそこに向かいました。
たぶんそこにはいないだろうとは分かっていたけど、どうしても見に行かなくては気が済まない。

予想通り、インコはもういませんでした。
お寺の周辺も探してみたけど、影も形もない。
念のためお寺の人にも聞いてみたけど、インコが保護されたという話は聞いてないとのこと。



現実的に考えて、たぶんインコが生きてる確率は低いでしょう。
もしかしたら誰かに拾われたり、意外にしぶとくその辺りを飛んでたりするかもしれないけど、そんなことはまずありえないと…。
あんな目立つ色だから天敵にも襲われやすいし、長く人間に飼われていて恐らくエサのとり方すら分からないだろうし。

そう分かっていても、もしかしたら生きているんじゃないかと思いたい自分がいます。
今でも手の平にインコを握り締めた時の感触が残っているから。
あの柔らかくて温かい感触が。

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■東京島 

『東京島』 桐野夏生

クルーザーでの世界一周旅行に出た清子と隆の夫婦は遭難し、南洋の無人島にたどり着く。その後同じように漂着した日本人の若者たちと、中国人の密航者の集団。合わせて32人の島民。
ただ一人の女である清子は、いつしか「トウキョウ」と名づけられた島の女王となる。
そんな中、清子と“ホンコン”(中国人集団)は島からの脱出を試みるが失敗。それから色々な関係が狂い始めたのだった。
果たして清子と島民たちのサバイバルの果てに待ち受ける運命とは…。




久しぶりに買いました。ハードカバーの本(笑)。
とはいっても、古本ですけど。

この本、ネットなんかで見ると賛否両論というか、結構否定的な意見もあったりするみたいですが、自分は買ってよかったと思う。

確かに細かい点で不満は残ります。
もう少し各人物について掘り下げてもよかったんじゃないかとか、伏線っぽい書き方がされてるのに結局最後まで何もなかったりとか(こちらの思い込みかもしれないけど)。

でもやっぱり何だかんだいって面白かった。
物語に引き込まれる快感は味わえました。


それはきっと展開の上手さではないかと。
清子がホンコンと脱出しようとして失敗した後の、力関係の変わり方とか。
森軍司が新たな神として君臨して、その後没落していく過程とか。
清子が妊娠することによって起こる変化とか。

おおー、今度はそうくるか、みたいな感じで、結構楽しめました。

清子が決して美しいとはいえない、太った中年女という設定も面白いし。
あれが若い美人だったりしたら全然内容が違ってきそう。


あと、これは個人的な思い入れで、本筋とはあまり関係ないんですが、途中から犬吉とシンちゃん(男同士)のカップルの行く末ばかり気になって仕方ありませんでした。
だってこの2人、おそろいのアクセサリー(犬吉の手作り)したり、いつも手を繋いでたりして、やけに可愛いから(笑)。
この2人だけは幸せになって欲しいなぁ、などと妙に肩入れしてしまい、最後の方なんて清子や子供達のことなんてどうでもよくなってたり…。

挙句の果てには犬吉の過去について勝手に妄想まで膨らませ、サイドストーリーまで脳内で作り出しそうになる始末。


まあ、そんなこんなで結構楽しめた小説でした。



東京島東京島
(2008/05)
桐野 夏生

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■魔王 

『魔王』 伊坂幸太郎

会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。
五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。(引用)




んー、どう感想を書けばいいものやら…。

「面白かった」の一言で済ませられたら、それが一番なんだけど(笑)。

内容としては、一人の強い力を持った男に日本という国全体がガーッと振り回されて、でもそれに少しでも抵抗しようとする、特殊な力を持った兄弟の物語、ということになるのでしょうか。
特殊な力といってもありがちな超能力ものではなく、自分の思ったことを相手に言わせることが出来るとか、10分の1の確率までの賭けに絶対勝てるとか、そんな力なんですが。

その能力の設定がすごく上手い。
突飛は突飛なんでしょうが、ただのおとぎ話に終わっていない。
そういえば伊坂幸太郎の小説って、こういうの多いですね。
案山子が喋ったり、死神が出てきたり。
こういう自由さって好き。
もちろん、その裏に背景の描写がしっかりされているからこそのものだとは思いますが。

この小説でいえば、犬養という一人の政治家の言動が世間に影響を与えていく様子とか、その影響を受けた群衆の心理の結束していく、何ともいえない不安感の描き方が上手いと思うのです。
読んでるこっちも不安になってきますもん。

このままでいいのだろうか、と。
焦燥感というんですかね。

それは今自分が生きてる社会に対して感じるわけで、そういう意味でこの小説は今この瞬間の日本の空気感をよく捉えてるなぁと思ったのでした。

あ、でも、決して政治的な小説ではなく、どちらかというと青春小説という感じですけどね。



魔王 (講談社文庫 い 111-2)魔王 (講談社文庫 い 111-2)
(2008/09/12)
伊坂 幸太郎

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若手女優達に関する悲喜こもごも 

【宮崎あおい 最後の収録に落涙】


なんか、このニュース読んで少し安心したり…。

いや、自分勝手なイメージなんだけど、宮崎あおいって無感情っぽいというか、年のわりに何事にも動じなさそうな人だなぁと思ってたので。
ああ、やっぱりこの子も人間だったのね、みたいな(笑)。


宮崎あおい


『篤姫』、評判よかったらしいですね。
観ればよかったかなぁ。




それに対してこのニュース。

【貫地谷しほりの意外な評判】


あの程度の人気でこの態度って…。
でもオカマ的にはこういうビッチな女は嫌いじゃなかったり(笑)。
これからどんな風に芸能界の荒波を乗り越えていくのか、ある意味見ものですね。

■グロテスク 

『グロテスク』 桐野夏生

名門Q女子高に渦巻く女子高生たちの悪意と欺瞞。「ここは嫌らしいほどの階級社会なのよ」。
悪魔的な美貌を持つニンフォマニアのユリコ、競争心をむき出しにし、孤立する途中入学組の和恵。
ユリコの姉である“わたし”は二人を激しく憎み、陥れようとする。
圧倒的な筆致で現代女性の生を描ききった、桐野文学の金字塔。(引用)




タイトル通り、まさにグロテスクな小説(笑)。

主人公である「わたし」の独白、その妹で、人間離れした美貌の持ち主であるユリコの手記、彼女を殺害したチャンの上申書、「わたし」の同級生である和恵の日記。
それらによってこの小説は成り立っているんだけど、どこを読んでも描かれているのは悪意と憎しみの嵐。そして圧倒的な孤独。

読んでいるうちに本気で吐き気がしてきて、正直上巻の途中で止めたくなるほどだった。
それでも止めなかったのはやっぱり先が気になるから。

特に和恵の日記(ある意味これが物語のメインなのかもしれない)は壮絶だった。
誰もが知ってる一流企業に入社したものの、結局誰からも必要とされていないことに気がつき、そこから転落が始まる。
ホテトル嬢に始まり、やがて街娼へ。
不思議なことに、その転落っぷりを見ていると、だんだん落ちていってるのか実は上昇しているのか分からなくなってくる。
最低ランクの娼婦にまで落ちた和恵の姿に、なぜかカタルシスのようなものさえ感じてしまうのだ。

自分が欲しいものを求めて必死にもがいて生きていた和恵は、実は他人が思うよりも幸せだったのかもしれない。
何となくそんなことまで思ってしまった。


ラストはやや唐突な気もしますが、桐野夏生らしい小説でした。



グロテスク〈上〉 (文春文庫)グロテスク〈上〉 (文春文庫)
(2006/09)
桐野 夏生

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グロテスク〈下〉 (文春文庫)グロテスク〈下〉 (文春文庫)
(2006/09)
桐野 夏生

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お知らせ 

当ブログのサイドバーにつけた秦基博ブログパーツが、ようやく「フォーエバーソング」仕様に変わったことをお知らせします。

皆様どんどん試聴してくださいませ。

そしてCDも買ってください(プロモーターか、お前は)。


それでは今日はこの辺で。




すごい手抜き記事…。

蛇足 

森三中・村上、くわばたりえら女性タレントが激ヤセを報告!

19日(金)に放送された『ドリーム・プレス社スペシャル』(TBS系)で、それぞれの方法でダイエットに挑戦している女性タレントたちがダイエットの成果を報告。女性お笑いトリオ・森三中の村上知子は、レコーディングダイエットによって、半年で9キロ減。森公美子が朝バナナダイエットで7キロのダイエット、クワバタオハラ・くわばたりえが巷で話題のラテンエクササイズ・コアリズムで10キロ減など驚異の結果を報告し、様々なダイエット方の結果を身をもって体現した。(オリコン)




恐らく皆様が思っているに違いない、言うまでもないことを敢えて言いますが。

森公美子の7キロは、見ても分からないと思う。

後期森高の原点 

昨日久しぶりに森高の『ペパーランド』を聴いてみました。



ペパーランド



このアルバム、発売された当初は正直あんまり好きじゃなかった。
これの1枚前の『ROCK ALIVE』までとあまりにも路線が違いすぎたから。

前作までの派手なジャケット、初回盤のオマケ写真集のようなものは何もなく、ジャケットは地味なモノクロ。
歌詞カードの写真も、ほとんど衣装替えもなく、全体に地味。

そしてサウンドも、それまでのユーロビート基調のものから完全にバンドサウンドに移行。
しかもほとんどの楽器を森高自身が演奏しているという、自作自演っぷり。
その上シングル曲は1曲も入っていない。


恐らく戸惑いを隠しきれなかったファンも、当時多かったのではないでしょうか。
もちろん自分もその一人だったんですが、今改めて聴くと、このアルバムの良さがひしひしと伝わってくるのです。

確かにドラムを初めとする彼女の演奏は下手だと思います。
自分は素人なんでその辺分かりませんが、それでも決して上手くはないということは分かる。
ただ、それでも十分聴くに値するレベルには達していると思うし、それをカバーするパワーのようなものがこのアルバムには溢れている。

それは曲自体の良さもあるだろうし、森高の書く詞による部分も大きいでしょう。


もちろんこのアルバムでも全ての曲の作詞を彼女自身がしています。
そのどれもが素晴らしくいい。

両親の夫婦喧嘩を通して男と女が分かり合えないという事実を悟る「どっちもどっち」
ひたすら頭の痛さを訴える「頭が痛い」(そのまま)、
歌詞の中に全く感情を表す言葉が使われていない、ある意味シュールレアリスムの極致といえる「ロックンロール県庁所在地」(笑)、
雨の朝に会社をサボりたくてしょうがないOLの気持ちを歌った「雨の朝」
デートの一時間前の女の子の初々しいドキドキ感を綴った「ごきげんな朝」
ボロ時計のせいで寝坊し、大慌ての様子をひたすら描いた「ROCK ALARM CLOCK」
海に近い町で小さな書店を営む65歳の男が、嫁いでいった娘と一緒に暮らすことになり、町を離れていく様子を第三者的な視点で描いた「青い海」…などなど。

彼女の歌詞には賛否両論あるし、好き嫌いも分かれるところだとは思うんです。
でも、既存の「歌詞」というものの概念を根本から破壊した彼女の功績は大きいと思うし、単に珍妙なだけでなく、その中にちゃんと物語を作り上げている彼女の詞はやはり素晴らしいものではないかと…。
「青い海」みたいな物語を歌詞の中に作る彼女はすごいと思うのです。

このアルバムは後期の森高の原点であり、恐らく彼女にとっても最も重要な意味を持つ作品であったことは間違いないでしょう。
その後に出た作品は全て、本作の発展系であることからもそれは分かります。
『ペパーランド』を煎じ詰めてより良質なものに進化させたのが『SAVA SAVA』(現在発売されている中で最新のオリジナル・アルバム)なのでしょうから。


ある意味、後期の森高のデビューアルバムといえる作品ではないでしょうか。



ペパーランドペパーランド
(1992/11/18)
森高千里

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■黒祠の島 

『黒祠(こくし)の島』 小野不由美

作家葛城志保が失踪した。パートナーの式部剛は、過去を切り捨てたような彼女の履歴を辿り「夜叉島」に行き着いた。
その島は明治以来の国家神道から外れた「黒祠の島」だった…。
嵐の夜、神社の樹に逆さ磔にされた全裸女性の死体。さらに、島民の白い眼と非協力の下、因習に満ちた孤島連続殺人が!
その真相とは?(引用)




初「小野不由美」。
今まで全く読んだことがなかったというのも不思議な感じですが…(笑)。


孤島で謎の失踪を遂げた2人の女性。
彼女達を探し、謎の究明を果たそうとする探偵。
次々に現れる怪しげな島民たち。
徐々に明らかになる島の過去。

これらの条件が揃ったというだけでも、まさに本格ミステリの王道と呼べる作品だと言える。
逆に言えば、下手をするとマンネリと思われそうな条件だけど、全くそんなことはなかったです。

最後の最後まで息もつかせぬ展開。
意外などんでん返し。
このどんでん返しに、最後まで自分は幸か不幸か気づかなくて、思わず「おー、その手があったか!」と。
そこでそういう逆転があったのか、と。
巧いなぁ。


あと、余談ですが、ところどころに神道や神社に関して言及されている箇所があるんだけど、その辺りの知識が自分にもう少しあったらもっと面白かったのかなと思いました。
まあ、なくても十分楽しめたんですが。



黒祠の島 (祥伝社文庫)黒祠の島 (祥伝社文庫)
(2004/06)
小野 不由美

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ゾクッとする曲 

今現在自分が一番好きな曲。


秦基博「dot」



秦基博という人は、時々神がかったかのような名曲を作る。
これもまさにその中の一曲なんじゃないでしょうか。

と個人的に思うのです。

■聖者は海に還る 

『聖者は海に還る』 山田宗樹

ある中高一貫の進学校で生徒が教師を射殺して自殺した。事件の再発防止と生徒の動揺を抑えるため招聘された心の専門家・比留間。彼は教師と生徒の個を失わせることで校内に平穏をもたらす。
だがその比留間の奥には、かつて眠らされた邪心が存在し…。
『嫌われ松子の一生』の著者が“心の救済”の意義とそこに隠された危険性を問う衝撃作!(引用)




結構面白かったし、ぐいぐい物語の世界に引き込まれたのに、読み終えると意外に感想が浮かばないのは何故…。
いまいち脇役のキャラクターが活かされていないせいもあるかも。
同僚の教師とか、生徒とか。
せっかくいい伏線を張ってるのに、それが回収しきれていない気もする。
ただ、そこまで色々盛り込むと話が複雑化しすぎる可能性もあるけど。


ま、とりあえず結末に救いがあってよかった(笑)。
これで絶望的な結末とかだったら、本当に落ち込みそうだったので。
救いがあるとはいっても、完全なハッピーエンドではないんですけどね。
静かな感動がじわじわ来るような感じで。


山田宗樹の本は『嫌われ松子の一生』以来だったんだけど、他のもまた読んでみたくなりました。



聖者は海に還る (幻冬舎文庫 や 15-6)聖者は海に還る (幻冬舎文庫 や 15-6)
(2008/04)
山田 宗樹

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90年代のJ-POPについて浅く語る 

90年代のJ-POPといえば、やっぱり小室哲哉なんでしょうか。
個人的に小室哲哉はあんまり好きじゃないと思っていた自分でさえ、TK関連のCDを何枚か持ってますし。
以前CDを整理した時にある程度処分したんですけど、それでも残っているものがあったので、その音源の中からiTunesでプレイリストを作ってみました。


01 EZ DO DANCE / trf
02 BAD LUCK ON LOVE -BLUES ON LIFE- / tohko
03 ふわふわふるる / tohko
04 Feel Like Dance / globe
05 SWEET PAIN / globe
06 keep yourself alive / 華原朋美
07 LOVE BRACE / 華原朋美
08 Give me a Shake / MAX
09 Love is Dreaming / MAX
10 LIKE A HARD RAIN / 相川七瀬
11 BREAK OUT! / 相川七瀬
12 Sweet 19 Blues / 安室奈美恵
13 there is... / hitomi
14 体温 / hitomi
15 Girls, be ambitious! / TRUE KISS DESTiNATiON





お気づきの通りTK関連じゃないのも混じってます…。
途中まで全部小室で行こうと思ったんですが、意外に手持ちのCDが少なく(あんまり同じアーティストのばかり続いてもつまらないし)、とりあえずその当時っぽいのをぶち込んでみました。
ま、それほど違和感ないのでいいんですけど。


このプレイリスト、前半の小室メドレーの部分結構聴いててしんどいです。
1曲1曲は何だかんだいってよく出来てるし、カッコいいんだけど、通して聴くと…。
たぶん曲が冗長なんですよね。
前に友達も言ってたけど、無駄に繰り返しが多い。
ここに挙げた曲なんかでも5分はざらに超えてるし、華原朋美の2曲なんて6分以上あったり。

改めて聴くと、華原朋美歌下手。
高音の伸びはさすがと思うけど、全体的に不安定。
ただ声質はいいです。
それも才能の一つなんでしょうね。


あと、セールス的に言えば、当時の相川七瀬は安室ちゃんのライバル的存在でしたね。
あくまで個人的な印象ですが、ロック版「安室奈美恵」という区分に属するのが相川七瀬だったのではないかと。
僕は好きでしたけどね。彼女。
髪型、ファッション、歌い方、楽曲の全てに関して共通する、いかにも「ロック・シンガー」然としたスタイル。
分かりやすいほどに漂っている「作られた感」。
「ロック・シンガーの作り方」なんていう教科書があったとしたら、そのお手本が相川七瀬なんじゃないかと(あんまりいい意味じゃないけど)。
でもそのフェイクっぽい感じがよかったんですよね。
自分のような浅い音楽好きには。
織田哲郎のプロデュースが上手かったんでしょうね。



さて、このプレイリストでCDを焼いてみました。
ご希望の方はこちらが指定する口座に代金の振込みを…。


などと冗談はさておき、今回の作業は思った以上に楽しいものでした。
さ、次は後期の森高のベストを作らねば。

■きっと君は泣く 

『きっと君は泣く』 山本文緒

自分の美貌を幼い頃から自覚し、それだけを武器に生きてきた椿。
祖母に似ず全く美しくない母や、女を道具としか思っていない父を軽蔑し、自分と同じように美しい容姿を持った祖母だけを彼女は崇拝していた。
容姿の美しささえあれば何だって思い通りになるとさえ思っていた彼女だったが、祖母が入院をきっかけにボケ始め、そこから色々なことがほころび始める。
やがて明らかになる、家族の本当の姿…。




この小説は自分の美しさにおぼれて大事なものを見失った女が、色々な経験をして最終的にその大事なものに気づく、というのが恐らく主題なんだと思う。
でも個人的には、祖母や父が倒れたことによって明らかになる家族それぞれの姿の方が面白かったりして。

特に祖母。
年をとっても他を寄せ付けないほどの美しさを持つ祖母を、椿は崇拝といっていいほど尊敬していて、ある意味人生の目標にすらしていたわけで、その祖母が本当はどんな人間だったかということが分かってくることで、彼女は生きる指針みたいなものを失ってしまったのだろう。

そして結局思い通りの人生を手に入れたのは、祖母でも自分でもなく、美しくない母だったという皮肉。
その描き方はどこか痛快ですらあった。


やっぱり山本文緒は長編の方が全然面白いなぁ。



きっと君は泣く (角川文庫)きっと君は泣く (角川文庫)
(1997/07)
山本 文緒

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ちなみにこの本のタイトル、本当は『お前のような女はいつか泣きを見るからな』だと思う(笑)。

アイドルみたいな記事 

20080915175726
 
これメッチャ美味しいです。
亀田の「ちぎれもち」。
さっき初めて食べたんだけど。
 
もっちりしてて、焼き餅みたい。
ちょっと感動した…。
 

答えづらいわ 

平成教育学院を見て、「水道橋博士の相方って誰やったっけ?」と真顔で聞いてくるうちの母。
 

全部欲しい 

もう何度目か分からないけれど、現在自分の中で秦基博祭りが開催されています。
祭りといっても、単にCD聴きまくってDVD見まくるだけですが。

CDを聴いてはその歌声に癒され、DVDの映像を見ては愛くるしい笑顔に胸がキュンとする日々(我ながら書いてて気持ち悪い)。
お陰でホルモンの活動が活発化し、周囲からは「最近綺麗になったよね」などと言われる始末(嘘)。
反面、無駄にムラムラすることが多くなったのは誤算ですが…(こっちは事実)。


そんな秦基博フリークとなりつつある自分ですが、ふとあることに気がつきました。

アルバム『コントラスト』で秦くんを知った自分は、それ以降にリリースされたCDしか持っていなかったのです。
まだまだ自分は秦くんの全てを知っているとはいえない…。
その事実に打ちのめされた自分がするべきことはただ一つ。

そう、ストーカー…、じゃなくて全てのCDをコンプリートすること。


そして早速アマゾンで検索してみたところ、驚愕の事実が判明したのです。

彼がインディーズで出した『オレンジの背景の赤い静物』というアルバムの価格の欄に、なんと250,000円の表示が!

なぜに…。


どうやら出荷枚数が少ないために極度に値段が上がっているようなんですが、それにしてもねぇ。


買えやしねぇよ。
25万て。


で、とりあえずこれは諦めて、メジャーで出してるミニアルバム『僕らをつなぐもの(通常盤)』を購入。
次はシングルだな(一気買いする財力なし)。





オレンジの背景の赤い静物オレンジの背景の赤い静物
(2004/01/20)
秦基博

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↑のアフィリエイトをつけた意味、分かりますよね?
そう、誰か買って僕に送ってください。
何か粗品を差し上げます(笑)。







〈追記〉
前に新曲「フォーエバーソング」がバラードなのではないかという予測をしたんですが、アマゾンによるとどうやら爽快かつポップな曲らしいです。

リーマンは好きですが… 

20080912175300

10月は○○月間 

特にネタもないので宣伝を(笑)。

秦基博くんのニューシングル「フォーエバーソング」が10月8日にリリースされます。


フォーエバーソング初回
(初回限定盤)


フォーエバーソング通常
(通常盤)



今回のジャケ写いいですねー。
シンプルだけど力強さみたいなのも感じられて。

「キミ、メグル、ボク」が弾けたポップ路線、「虹が消えた日」はミディアムだったので、今回は彼の真骨頂でもあるバラードではないかと勝手に予想してます。
タイトルもそれっぽいですしね。

そして10月29日にはいよいよセカンドアルバム発売。
ファーストの出来のよさ、先行シングルで見せてくれた幅の広さから考えて、間違いのない作品が届けられるのは確実かと。


こりゃ10月はハタモトヒロ月間だね!(バカっぽい締め)


フォーエバーソング(初回生産限定盤)(DVD付)フォーエバーソング(初回生産限定盤)(DVD付)
(2008/10/08)
秦基博

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■とり残されて 

『とり残されて』 宮部みゆき

六編からなる短編集。

婚約者を事故で失った女性の復讐心が、思いがけない展開を招く…「とり残されて」
車で崖から転落死した兄のために、事故現場に花を捧げに来た妹が、死んだと思っていた兄と思いがけなく再会する…「おたすけぶち」
ナイフで刺されて死にかけているある投手の前に現れた、不思議な女の正体とは…「私の死んだ後に」
ビル清掃会社の社長である中年男・鳥羽は、たまたま電車で知り合った若い女性から不思議な話を聞かされて…「居合わせた男」
お札の囁く声が聞こえるという男の話が、意外な方向へ向かう…「囁く」
兄弟に対してコンプレックスを抱く相原真琴は、留守番を頼まれた家で自殺した若い女性・君絵の霊に取り付かれて…「いつも二人で」
毎日のように同じ景色の夢を見る梨恵子は、探偵である河野にその場所を探すことを依頼する…「たった一人」




「とり残されて」のように後味の悪い嫌な結末あり、かと思えば「私の死んだ後に」のような心が温まるような結末もあり。
どの短編もよく出来てて面白かった。


でもやはり最後の「たった一人」が秀逸だと思う。

主人公・梨恵子が見る夢。
その夢に出てくる場所を探す探偵・河野。
実はその2人には驚くべき深い縁があって…。

徐々に謎が明らかになるごとに、何か嫌な結末が待ち受けているのではないかという不安感。
そして訪れる、切ないラストシーン。
これまでのことは現実だったのか、それともパラレルワールドだったのか。
あえてそれをはっきりさせていない結末もよかった。

この短編を読むだけでも十分価値のある本だったと思う。


…って、何気に微妙にネタバレっぽい感じになってすいません。



とり残されて (文春文庫)とり残されて (文春文庫)
(1995/12)
宮部 みゆき

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99 

20080909201908
 
ベランダに干してあったタオルにバッタが止まっていました。
秋はもうすぐです。
知らんけど。
 
 
 
今日はコンタクト買いに行ってきました。
行くたびに寂れた雰囲気を増すコンタクト屋…。
この店大丈夫なんだろうか。
 
そんな状況を打破するためか、少しカッコよさげな兄ちゃんが新たに受付に。
この兄ちゃんがまたすごいの。
 
どうすごいって、とにかくナルシスト。
具体的にどこがどうとか説明できないけど、その口調、目線、しぐさからナルシスト・オーラがビンビン出てて、少し滑稽なぐらい。
 
でも不思議とそれほど不快ではなかった。
なんでだろ?
本人のキャラのせいかな。
 
ま、友達にはなれないタイプだけど(笑)。
 
 
 
あ、そうそう。
歯医者にも行ってきましたよ。
例の欠けた歯は親不知だったみたいです。
とりあえず削ってもらいました。
でもいずれは抜かないといけなくなるかもしれないと。
 
あれって痛いらしいですね。風の噂に聞きました。
何とか抜かずに済んでほしい…。
 
 
また一つ、自分の体に関する心配事が増えてしまった一日でした(ちなみにもう一つは盲腸)。
 
あー、やだやだ。
 

取り越し苦労 

さっき三浦しをんのブログ(「ビロウな話で恐縮です日記」)を読んでて思い出したことが。

以前、喉に何かを詰まらせて死ぬのは嫌だという記事を書いたような気がするんですが(リンク貼ろうと思って探したけど見つからず)、それと肩を並べるぐらい嫌な死に方がありました。


それは、トイレに閉じ込められて死ぬこと。

例えば一人暮らしをしているとして、トイレに入ってる最中に何かの拍子にドアの前に物が落ち、どうしてもドアが開かない状況に陥ったら…。

一人暮らしだから当然家には誰も帰ってこない。
実家の家族とも頻繁には連絡を取り合っていないから、滅多に電話もないし、異変には気づかない。
ケータイはトイレに持って入らなかった。

まさに絶望的。

呼べど叫べど声は外に届かない。
やがて助けを呼ぶ体力も気力も失われていき、そのまま…。


こういう話を以前、小説か何かで読んだことがあったのを思い出しました。
その時、「ああ、この死に方だけは嫌だ」と心の底から思いました。
そして、自分が一人暮らしする際には、トイレのドアの周りには重いものを何も置かないようにしようと、それはそれは心に固く誓ったものです。


しかしその誓いを胸に刻んでから数年、今だに一人暮らしの気配すらない自分なのでした…。

奥歯に捧げるレクイエム 

気がつけば奥歯がなくなっていたという経験をされたことがありますか?

僕はあります。

というか、今日のことなんですけどね。


夕方、家で梨を食べた後、何か口の中の様子がおかしいと思って舌でレロレロしてみたところ、左上の奥歯がないのです。
いや、正確には欠けてしまったのでした。


昨日まで普通に存在していた奥歯がない。
虫歯とかじゃなかったはずなのに。

いや、奥歯だから分かりにくかっただけで、本当はボロボロだったのかも。



それにしても突然欠けるなんて、奥歯の奴、恩を仇で返すような真似をしおって…。


こうなったら記念に森高千里風に作詞してやるんだから!




『奥歯』


奥歯が欠けた 奥歯が欠けた さあ大変

歯医者に行けばと あなたは言うけど

明日は土曜日 午後は休診

そもそも歯医者は 嫌いなの私

カルシウム カルシウム カルシウムが必要ね

牛乳 煮干し ヨーグルト

明日からたくさん食べるわ

そしていつの日か しわくちゃのお婆さんになっても

歯だけは丈夫でいたいのよ

ああ奥歯よ 本当にごめんなさい





最後の「本当にごめんなさい」が、若干橘いずみチックになってしまったのは誤算でした。

■クリムゾンの迷宮 

『クリムゾンの迷宮』 貴志祐介

藤本芳彦は、この世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが覆っている。
ここはどこなんだ?傍らに置かれた携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。
「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された…」
それは、血で血を洗う凄惨なゼロサム・ゲームの始まりだった。(引用)



ページを繰る手が止まらないとはまさにこのことか、と思うほど面白い。


直前の記憶を消されて突然見知らぬ土地に放り出された9人の男女。
頼みの綱は傍らに置かれていた携帯用のゲーム機のみ。
そして繰り広げられる、まさしく生死をかけたサバイバル・ゲーム。

この設定自体は割とありがちな感じもするけれど、チープさはない。
それは、描写のリアルさのせいかも。
例えば顔にハエがたかってくるのを防ぐために泥を塗るだとか、どの木の実は食べられてどんな味がするだとか、獲物を獲るための罠の仕掛け方だとか。


そして人間の心理。
この小説は角川ホラー文庫から出版されていることから分かるように、ホラー小説である。
ただ、超常現象などは一切出てこない。
描かれているのは人間の怖さ。
生き残るために他の仲間を出し抜く。
あろうことか殺して食糧にする者まで出てくる始末。
そういう奴らに追われる主人公達の恐怖と様々な葛藤が、これでもかと伝わってくる。


欲を言えば、もう少し心理的な駆け引きみたいなのもあればよかった。
罠の仕掛け合いとかね。


まあ、それでも十分楽しめるエンターテインメント小説でした。



クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
(1999/04)
貴志 祐介

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見出しの意味 

20080903212400


『ヨン様 祝!36歳
ギプスでも微笑』
 
 
①ギプスをするほどの大怪我をしているのに、いつもの微笑みを見せるヨン様って素敵!
 
②ギプスするほどの大怪我をしてても例の微笑みを絶やさないという、そこなかとなく漂うマヌケ感。
 
 
恐らく「女性自身」的には①なんだろう。
でも世間一般的にもそれだったらちょっと嫌かも。
 
どうか②が多数派でありますように(笑)。

いい軽ワゴン 

三菱のekワゴンのCM。
外人さんが出てきて、「私の国にもあったらいいのに」的なノリで口々にekワゴンを褒め称えるというやつ。

一瞬、「そうかー。ekワゴンは外国人の方々にも評価が高いのね」
と思ってしまいがちなんですが、よくよく考えてみればCMに出ているという時点で、あの外国人たちはある意味三菱自動車側の人間ということなんですよね。

ということはつまり、あれもラーマ奥様インタビュー、あるいは悪名高い(笑)ダヴのCMと同じってことか。


ちっ、感心して損した。




ekワゴンのCMはコチラで…http://www.mitsubishi-motors.co.jp/special/cm/index.html

■I'm sorry, mama. 

『I'm sorry, mama.』 桐野夏生

児童福祉施設の保育士だった美佐江が、自宅アパートで25歳年下の夫と焼死した。その背景に、女の姿が浮かび上がる。
盗み、殺し、火をつける「アイ子」。彼女の目的は何なのか。繰り返される悪行の数々。次第に明らかにされる過去。救いようのない怒りと憎しみとにあふれた女は、どこからやって来たのか。
邪悪で残酷な女の生を、痛快なまでに描ききった問題作。











以上、感想終わり。

と言いたいところですが、さすがにこれで終わるのも何なんで…。


うーん、何だかなぁ。
このモヤモヤとした読後感は。

なんでこんなにとっ散らかってしまったのか。

出だしはよかった。

25も年下の夫と結婚生活を送る女。
女は昔児童福祉施設で保育士をしていて、夫はそこの園児だった。
しかも2人は形式的には夫婦でありながら、実態は擬似親子みたいな関係だったのだ。

で、この2人が焼死するという場面から始まるわけで、ここまでは本当に面白そうな予感がしてたのです。

なのに。


この小説が面白くない一番の原因は、個々に見れば面白い要素がたくさんあるのに、それが全く繋がっている感じがしないという点じゃないでしょうか。
さっきの夫婦の他にも、使用済みの割り箸で家を作ったオッサンとか、夫の愛人やら何やらが入り乱れて色々大変なホテルグループの女社長とか、昔売春宿があった土地にいつの間にかクリーニング屋を建てた双子の男と怪しげな老女とか、他にも面白くなりそうな要素がごろごろ転がっているはずなんです。

でも、そのどれもがきっちり描ききれていない。
どれも中途半端に手をつけて、後は放り出してる感じすらする。


もしかしたらこの小説は、文庫本1冊にまとまるようなものではないのかも。
せめて上下巻ぐらいにしていれば、もう少し読み応えのあるものになったのかも。


ラストもいまいち何が言いたいのか伝わってこなかったしなぁ。


うーん。もったいない。



I’m sorry、mama. (集英社文庫 き 16-2)I’m sorry、mama. (集英社文庫 き 16-2)
(2007/11)
桐野 夏生

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